さて、今回は Python を学ぶための環境構築を行なっていこう。

目的地に着くまでにいっきに高速道路で早く着くか、急カーブかつ崖の道という山道を地道にいくかでは、かかる時間や効率が大きく変わってくるものだ。

環境構築とは?

環境構築とは、簡単に言うとインフラ整備をすることである。

またここでは、プログラミングを学ぶ際にプログラミングを書いたり実行したりできる環境を自分のパソコンに構築することを言う。

プログラミングを学ぶ時に、必ずと言って必要になるのはパソコン、そしてエディタ、Python(実行環境) である。

特にエディタに関しては「プログラムを書いていく際にいかに快適にコードを書くことができるか」が鍵であり、それに適したエディタは各自異なるものなので、自分に合った環境を作っていって欲しい。

ここでは、私の環境構築一例として、以下の物を用意しインストールしていこうと思う。

  • Mac Book Pro

  • Visual Studio Code

  • Pyhton version 3

では、それぞれ見ていこう。

Mac Book Pro

Mac Book Pro に関しては私が使用しているのがそれというだけで、ここでは Mac であれば特に問題なし。

Windows 機になるとPython のインストール方法が異なってくるため、Windows 機に強い方に説明をお願いするとして、今回は Mac 中心に話を進めていく。

プログラミングを行うだけであればそこまで高スペックの Mac を準備する必要はないが、どんなパソコンを買えばいいのかはこちらの記事を参考にしてほしい。

Mac好きが語るパソコンスペックの確認方法とは?[初心者向け]

Visual Studio Code

Visual Studio Code とは、マイクロソフトが開発したプログラムを書くためのエディタ。

Mac 好きであれば、『マイクロソフト』に拒否反応を示す人もいると思うが、この Visual Studio Code はとても扱いやすく動作も安定しているので、ぜひ使って欲しいエディタのひとつだ。

もちろん、今ブログの執筆や簡単なメモで使っているエディタがあれば、お使いのエディタでも構わない。

以前はこのようなエディタも紹介しているので、参考までに。

mac OS 最強のCotEditorというテキストエディタを紹介する


Visual Studio Code は VS Code とも呼ばれていて、Mac だけではなく、Windows、Linux と使うことができるエディタ。

主要なプログラミング言語に関しては補完機能も備わっており、これをインストールするだけでサクサクとプログラムがかけてしまう。

プロのエンジニアの中でも人気のあるエディタソフトで、実力もお墨付きだ。

(c.f Web 革命 様より引用)

VS Code のインストール

VS Code を公式ホームページよりダウンロードしよう。

Google で『 VS Code 』と検索すれば出てくるので、ページをクリックする。

『今すぐダウンロード』をクリックするとプラットホームを選べるので、お使いの OS に合わせてクリックしダウンロードしよう。

ここでは Mac 版をダウンロード。

ダウンロードが完了したら、zipファイルがあるので、それを解凍する。

解凍すると『 Visual Studio Code 』というファイルができているはずだ。

あとはいつものように、アプロケーションフォルダへドラッグアンドドロップ。

そして VS Code を起動していこう。


VS Code を起動したら、英語表示になっているため、必要な方は日本語へ切り替えていく。

左下の『 Extentions 』を開き、検索窓に『 Japanese 』を打つと、『 Japanese Language Pack for Visual Studio Code 』という項目が出てくるので、青いボタンの『 INSTALL 』をクリックしよう。

インストール後再起動すると、表示が日本語に変わっているはずだ。

同様に、『 Python 』の拡張機能をインストールしておこう。

これをインストールすることで、補完やデバックを行ってくれるため、プログラムを記入する際も楽に作業することができる。

先ほどと同じように、左下の『 Extentions 』を開き、検索窓に『 python 』と打つと、『 Python 』という項目が出てくるので、青いボタンの『 インストール 』をクリックしよう。

以上で VS Code の設定は完了だ。

Pyhton version 3

では最後に、Mac に Python の本体をインストールしていく。

といいつつ、実は Mac には購入時から標準で Python はインストールされている。

ただし、そのバージョンが低いということもあり、最新のバージョンでプログラミング学習を進めるためにも、今一度 Python をインストールしておこう。

Python 自体のインストール方法もいくつか方法があるが、ここでは今後も使用するであろう『 Homebrew 』を使ったインストール方法を解説していく。


Homebrew とは簡単に言うと、様々なあぷりなどのパッケージのインストール(アンインストール)作業を一元管理するもであり、そのインストールするパッケージやライブラリの依存関係なども合わせて管理することができるものだ。

つまり、一つのコマンド入力で、インストールするアプリに関係するものをパッケージとして一括インストールできちゃうやつなのだ。

まあ、ここでは深く考えずに、以下の通りに進めればヨロシ。

ターミナルを起動して、以下のアドレスをコピペしエンターを押してみよう。

$ ruby -e "$(curl -fsS http://gist.github.com/raw/323731/install_homebrew.rb)”

すると、このようなスクリプトが走り、『Installation successful! 』と出れば OK だ。

次に、Python を開発環境によってバージョンを切り替えることができるツールをインストールする。

思考停止状態で、以下のアドレスをコピペして勢いでエンターを押したまえ。

pyenv のインストール

brew install pyenv

pynev にパスを通し、使用可能にする

macOS Catalina では、シェルが bash ではなく zsh になっているため、パスを通すため .zshrc ファイルに以下の設定を追記する。

export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"

export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"

eval "$(pyenv init -)"

pynev のバージョンを確認

% pyenv -v

pyenv 1.2.22 などと出れば OK !

pyenv 環境下に Python 3 をインストール

Python の最新バージョンに合わせて、各自選択してインストールしていけば OK !。

$ pyenv install --list

とコマンドを打つと、インストール可能なバージョンが出てくる。

この中から、例えばインストールする Python のバージョンが 3.8.1 であれば、

$ pyenv install 3.8.1

とコマンドを打てばいい。


Installed Python-3.8.1 to /Users/○○○/.pyenv/versions/3.8.1

正しくインストール完了すれば最終行はこのような感じ。

pyenv versions

とコマンド打てば、インストールされたバージョンが出るため、それを確認しておく。


複数のバージョンをインストールした場合は、

pyenv global 3.8.2

のように、 global コマンドを打つ。

正しく切り替わっている場合、

$ pyenv versions

system

* 3.8.2 (set by /Users/○○○/.pyenv/version)

と、バージョン番号の前に『 * (アスタリスク) 』がつく。

Python の実行確認

最後に pyenv 環境内にインストールした Python が正しく実行できるかをテストしておこう。

ターミナルに 『 python 』と入力して Python を起動します。

$ python

Python が起動したら、print 関数を使って「 Hello World ! 」を表示させてみる。

Python 3.8.2 (default, Apr 23 2020, 18:10:24)
[Clang 11.0.3 (clang-1103.0.32.59)] on darwin
Type “help”, “copyright”, “credits” or “license” for more information.
> > > print(‘Hello World’)
Hello World

こんな感じで表示が確認できたら、

exit()

で Python を終了する。

ここまでで pyenv を使った Pyhton のローカル環境構築手順は全て完了。

なかなか細かい作業が多く難しかったが、これでいよいよ本格的に Python を学ぶ環境が整ったということだ。

次回からはいよいよプログラミング言語の構文についてひとつひとつ学んでいこう!!