Mac の映像編集ソフト「Final Cut Pro X」を使った映画『Focus』を観たぜ!

Final Cut Proとは?

もう4年前になるが、Mac の動画編集ソフト「Final Cut Pro」という動画編集ソフトを使った映画『Focus』が世界を驚かせた。

Macbook Pro を使っていて動画編集などの経験もある私にとって、Mac純正のソフトが映画にどのような影響を及ぼすのかを一度は見ておきたかった。

Final Cut Pro

価格:34,800円

カテゴリ:ビデオ

@ iTunes K.K. 2011〜2019
 
 

そもそも、100億円とも言われる映画のプロジェクト費用で、たったの3万ちょっとの動画編集ソフトで、しかもあのウィル・スミス主演の映画である。

まあ、事前にレビューサイトで映画の評価を見たが、映画に関しては「・・・」という評価が多かった。

ただ今回の目的は「Final Cut Pro」でどんな風に映画が仕上がるか、これに興味があったからね。

内容にはそこまで期待はしていなかったけど。

それでも興行収入1位か。

すごいな。

そもそも、この「 Focus 」という映画。

Final Cut Pro X、Mac Pro をはじめ、Appleのソフトウェア・ハードウェアとサードパーティ製品など、様々なApple ソフトが使用されたらしい。

ディレクターのGlenn Ficarra氏とJohn Requa氏は、『 Final Cut Pro 』を選んだ理由として、「私達は早い方法で編集をしてみたかった」と言っている。

Final Cut Pro を使用する理由がちょっとよくわからないが、なんにせよディレクターたちのなかで、Final Cut pro を使いたくなるなにかしらの意思があったのだろう。

ウィル・スミス主演映画「Focus」とは?

ウィル・スミス演じる詐欺師ニッキーは、人の視点「フォーカス」を自在に操ることで相手を手玉にとることができる。

彼は30人もの詐欺師のプロを束ね、カジノ、高級ホテル、ストリート、フェスティバルと様々な場所で、チームプレイ、頭脳戦などあらゆる手段と華麗なる手裁きで大金を稼ぐ。

そんな中、マーゴット・ロビー演じる女詐欺師ジェスと出会う。

ジェスはニッキーの元でプロの詐欺師として育てられ、いつしか男と女の関係になってしまうが、ある日ニッキーはジェスに別れを告げ彼女の元を去る。

数年後、ニッキーはブエノスアイレスのモーターレースチームを相手に、プロジェクトを計画。

しかし、そこに現れたのはあのジェス。

詐欺の相手とかつて愛した女との合間で揺れ動くニッキー。

果たしてこのプロジェクトは成功するのか?

本物の詐欺師に学ぶウィル・スミスの技

ウィル・スミスは、自身が演じたニッキーについて、

「彼は詐欺師というより人間行動科学家なんだ。脚本を読んでみると、コメディやドラマ、心理描写などが見事に融合していると思った。ひとりのキャラクターに要求される行動の幅が広かったんだ。俳優として、僕はそのチャレンジに大いに触発されたよ」

と語っている。

今回の超一流の詐欺師を描くために、「世界最高のスリ師」として有名なアポロ・ロビンスを顧問に迎えたという。

アポロはスリ、詐欺犯罪、詐術に関する世界有数の専門家として、実演会や講演会を開き、世界的に活躍しているプロのスリ師。

この動画をぜひ見ていただきたい(TEDから)のだが、観客をステージに上げ、視線(フォーカス)を盗んでは次々と腕時計やお金をスッていく手さばきはまさに ” 神技 ” と言える。

ちょっとしたマジックのよう。

もっと驚くべきことは、この技を映画『 Focus 』の中でウィル・スミスが完コピしているらしい。

肝心の『 Final Ctut Pro 』はどうだった?

最後の最後まで騙されてしまうウィル・スミスの詐欺ぶりになんとも複雑な心境になるが、脚本・シナリオとしてはまあまあかなと。

肝心の映画の映像に関しては、これがあの「 Final Cut Pro 」で作られたとは思えないほど綺麗な映画だと思う。

随所にエフェクトも使用されているが、Apple 製品らしく、シンプルですっと入ってくる映像にある意味、心踊った。


とまあ、こんな感じで「 Focus 」を見て『 Final Cut Pro 』の映像編集をのぞいて見たが、『 Final Cut Pro 』自体はバージョンが上がるたびに機能を削ぎ落とし、より iMovie っぽくなった感じも否めない。

事実、 Final Cut Pro のリリース時から操作感や機能などから、ヘビーユーザーは旧バージョンを使っている人も多いらしい。

しかしあくまでも私のような、いちMacユーザでも買えるソフトで、このような映画のように動画編集ができることはとても嬉しく思う。

もちろん、Adobeソフトの Premiere を使って本格的な動画編集をするのであれば、それはそれで最高の仕事ができるだろう。

ただ言えることは、「私にはこのような動画編集は無理だ」という話。

Final Cut Pro

価格:34,800円

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