mac OS 最強のCotEditorというテキストエディタを紹介する
「ブログを執筆するときに、すぐ起動できてサクサク文書が打てるテキストエディタはないだろうか?」
Macを使い始めてしばらくはそんなことばかり考えていた。
Macで起動が早くて快適なテキストエディタはあるか?
もちろん、Mac標準のテキストエディタは起動は早いが、記事執筆に必要な文字数の把握や、アプリそのものの見た目のダサさも相まって、わざわざアプリケーションファイルから開こうとは思わない。
そもそもあなたはテキストエディタとは何かご存知だろうか?
テキストエディタとは、その名の通りテキストファイル(文書)を作成したり、編集や保存するためのソフトで、文字のみのファイル作成に特化したアプリなため、ブログ記事やメルマガ執筆のように文章を書くのにとても重宝する。
文章を打てるソフトといえば、WindowsでいうWord、mac OSではPagesというソフトがあるが、マジで起動に時間がかかる。
時間がかかると言っても15秒やそこらの話なんだが、書きたいことをすぐ書けるように、アイコンクリックで起動するくらいじゃなければ、私のMacにはふさわしくないと思ってしまう。
CotEditorはMac最強のテキストエディタだ
とまあ、私のテキストエディタに対する能書きはこのくらいにして、早速本題に移ろう。
私が愛用するテキストエディタ。
それが『CotEditor』である。
特徴として、
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無料で使える
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日本製
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行数や文字数をはじめとする情報がわかる
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様々なプログラミング言語にも対応
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タブウインドウに対応
といった感じ。
もちろんシンプルな見た目とは裏腹に、エンコーディングへの対応、シンタックスハイライト、検索機能やと置換機能、縦書きタブウインドウ、入力補完機能など、さまざまな機能があるのだ。
対応する言語も、HTMLや CSS、Javascript、Java、Perl、PHP、Python、Rubyなど、さまざまな言語に対応しているため、CotEditor があればほとんどをカバーできると言ってもいいだろう。
また、プログラミングをする際のコーディングのように、入力補完機能がついていたり、カラーリングにより視覚的にもわかりやすいということも特徴。
これは文章執筆においてもこれは元々プログラミングする際に変数などを色づけすることで、コードを視認性の高いものにする機能なのだが、これは実は原稿書きにも使用できる。
Macアプリ「CotEditor」のインストール
では早速、CotEditorをインストールしよう。
価格: 無料
カテゴリ: 仕事効率化
© 2005-2009 nakamuxu, 2011, 2014 usamk-k, 2013-2019 1024jp
「アプリケーション」から「CotEditor」を起動する。
3秒で起動。
マジで快速、マジで神。
メニューバーを見ていく。
まず左側から、改行コード、エンコーディング、シンタックスとなっている。
改行コード
LF | \n | UNIX・Linux・Mac OSのX以降 |
---|---|---|
CRLF | \r\n | Windows |
CR | \r | Mac OS 9以前 |
そもそも、改行コードって何かというと、コンピューターというのは文字をすべて文字コードという数値で処理をする。
その際に、改行を示すのに用いられるコードが改行コードである。
少しわかりにくいが、例えば、OSの違いでよくある問題を挙げるとすると、Macのテキストエディットで作成した .txt というファイルをWindows のメモ帳で開くと、改行が全くされていないということが多々ある。
MacでCotEditorを使用した場合。
改行して保存し、Windows機で確認すると・・・、
このように改行されないのだ。
これはOSによって改行コードに違いがあるために起こる現象。
自宅のテキストエディタで記事を執筆して、職場で修正しようと思った場合に改行コードを揃えておかないと、見にくくて大変なことになる。
エンコーディング
エンコーディングとは、文字をコンピュータで扱えるようにコード(数値)を割り振ることをいう。
いくつかの種類があり、Windows では Shift_JIS が、UNIX 系では EUC が一般的。
UTF-8 もその1つ。
これが日常的にどう影響するのかというと、多くあるのがいわゆる文字化け。
ほとんどの文字化けの場合、文字コードを正しいものに変えることで文字化けを回避することが可能になる。
シンタックス
ここに書かれている文字列が、どの言語のプログラムといえるかということ。
こんな感じで、たくさんの言語にも対応している。
例えばHTMLを選択してコードを書くと、こんな風にハイライトされるので、視覚的にもわかりやすい。
これはブログ記事を書く上でも役に立つ。
これはGoogle Chromeのインストールの記事を書いたもの。
/ / のあとにちょっとしたメモ書きを書いておくなどすると、あとで見返したときにも見やすい。
ウインドウを分割や、このように置換・検索も思い通り。
縦書きにも対応しているので、Kindleなどの執筆にもガシガシ使える。
いかがだろうか?
このように文字を打つというシンプルなエディタなのに、このように多機能であり、ブログ執筆やKindle執筆にもってこいのエディタである。
そもそも、ブログを書くのになぜこういったエディタを使わないといけないのか?
それは結局、仕事効率とリスク管理というところに集約される。
WordPressに直接打ってもいいのだが、なんらかのトラブルで、WordPressが使えないときや、オフラインでの記事の構築をする場合には、やはりこういったエディタは必要不可欠だと思う。
CotEditor を使って下書きをし、WordPressなどに貼り付ける。
文字を書くことに特化したツールであるからこそ、記事に集中できる。
オフラインであるから、ブラウザ特有のモタつきもない。
Macでのテキストエディタは『CotEditor』が最高なのだ。
価格: 無料
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