mac OS をお使いのあなたならどこかで聞いたこともあると思いますが、「 mac OS 」はセキュリティに強いと言われています。

これはある意味で安心して使えるという反面、アプリケーションなどを思い通りにインストールできないというデメリットもあるんです。

mac OS はセキュリティに強い、の弊害

例えば、mac OS のアップデートにより最新の OS に切り替わると、以前まで使えていたアプリが使用できなくなったり、野良アプリなど、いわゆるインターネット経由でダウンロードしたアプリを実行できないなどの弊害が出ることがあります。

そこで今回は野良アプリ含めて、すべてのアプリケーションの実行を許可する方法を解説していこうと思います。

壊れているため開けません。 ゴミ箱に入れる必要があります。

あなたもこんな体験をしたことがないでしょうか?

OS のアップデートにより、以前まで使用していたアプリを開こうとすると、このように「〇〇は壊れているため使用できません。ゴミ箱に入れる必要があります」と表示され、ゴミ箱行きとなってしまいます。

これを見ると、

「え〜!!ファイル壊れてしまってんじゃん!!」

っと思って意気消沈してしまいそうですが(実際に今回の事象を知らなかった私は3日間凹んでいたことがある)、実はこれは mac OS のセキュリティ強化による制限なんです。

難しく言うと、Mac に搭載されている Gatekeeper と呼ばれるセキュリティの発動によるものらしいです。


例えばインターネット経由でダウンロードされたアプリやマルウェアの開発者が作ったアプリ、その他署名後に改ざんされたものなど、セキュリティ的に怪しいと弾かれたものに関して、すべて「〇〇は壊れているため開けません。”ゴミ箱”に入れる必要があります。」と表示されてしまうんです。

これは前出したとおり、あくまでもセキュリティで弾かれているだけで、決してファイルが壊れているわけではありません。

(もしかしたら壊れているファイルもあるかもしれないが・・・。その場合はご臨終です。)

解決策としては、Gatekeeper を一時的に停止させ、全てのアプリケーションのインストールや実行を許可してあげればいい訳です。

すべてのアプリケーションを許可する前に…

では実際に、Gatekeeper を一時的に停止させ、全てのアプリケーションのインストールや実行を許可する方法を解説していきますが、そもそも現状でのセキュリティ面の確認も今一度やっておきましょう。

Mac が許可していない野良アプリなどをインストールする場合、そのアプリに入っているウイルスに感染したり、最悪の場合 Mac が起動しない!なんてこともありえるからです。

現状では、システム環境設定、セキュリティとプライバシーとたどり、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」を確認すると、


  • App Store
  • App Store と確認済の開発元からのアプリケーションを許可

の2つの項目飲み選択できることが確認できると思います。


今回の設定を行うと、ここに「すべてのアプリケーションを許可」させる項目を表示することができます。

なお今回の作業には、ターミナルというプログラマーやハッカーがカタカタ文字を打つ白黒画面のアプリを使用するので少し難しく感じるかもしれませんが、すべての作業はコピペ + @ で行うことができるので、そこまで気を重くせず取り組んでください。

mac OS ですべてのアプリケーションを許可するための設定方法

まずは、いつもの通り、LaunchPad から、ユーティリティとたどって、ターミナルのアプリを起動しましょう。

そして以下のコマンドを打ち込んで許可をすれば OK。

注意点としては、ターミナルは基本的には半角英数字での入力が原則となっています。

ときどき、きちんとコマンド入力を行っているつもりでも、どこかに全角文字が待ちっていてコマンドが実行できないなんてこともあるので、その辺は注意が必要。

コマンドの打ち間違いが心配な方は、コピペを推奨。


sudo spctl --master-disable

ターミナルで上記のコマンドを入力しましょう。

するとパスワードを聞かれるので、普段 Mac にログインしているときのパスワードを入力します。

これで特に問題なければ、先程と同じように LaunchPad → システム環境設定 → セキュリティとプライバシーを開きます。

ここに、「すべてのアプリケーションを許可」という項目が出ていると思います。

それを選択してあげれば、ダウンロードしたアプリや野良アプリがインストールできるようになります。

「すべてのアプリケーションを許可」を無効にする方法

上記のようにすれば簡単に設定できるとはいえ、普段使いの Mac であれば、セキュリティ面から見ても推奨できることではありません。

ということで今度は、先程すべてのアプリケーションを許可し、ダウンロードしたアプリをインストールしたあとは、またセキュリティを高めるために元の設定のようにアプリのインストールに制限をかけておきましょう。

これも先程と同様に、ターミナルを使って設定を行っていきます。

まずは、LaunchPad → ユーティリティ → ターミナルを起動。

次に、下記のコマンドを入力します。


sudo spctl --master-enable

上記コマンドを入力してエンターキーを押すとパスワードを求めてくるため、Mac のユーザーパスワードを入力しエンターキーを押す。

そして、システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → 一般タブから、「 App Store 」もしくは、「 App Store と確認済の開発元からのアプリケーションを許可」のいずれかを選択しておきしょう。


Mac は初期の状態からでもセキュリティ面にも優れ、安心して使える機種ではありますが、万人に使ってもらう以上、最低限のセキュリティをかけておく必要があります。

そのため、Mac 初心者にとっては機能が明確で、かつ簡単で触りやすい機種ですが、一方で少し Mac を触っている人にとってはもう少しかゆいところに手を届かせたいとも思いますよね?

そんな方のために、ターミナルのコマンド一つで設定にアクセスできるようになっているのだろうと思っています。

なんにせよ、Mac を触る、そして Mac を知るということを、ぜひ楽しんでもらえればありがたいと感じています。

これからも Mac でできることをどんどん発信していきますね。