MacでUSキーボードを使用するときに日本語入力を「Karabiner」で切り替える方法


Mac の US キーボードも日本語入力切り替えをスムーズにしたい。
ショートカットキーを使わずに日本語入力切り替えできる方法は?
今回は、こんな疑問にお答えします。
「なんとなくかっこいいから」と勢いだけで MacBook Pro を US キーボードで購入したものの、日本語入力切り替えが不便だ!と嘆いている方も多いのではないしょうか?
そんなあなたでも、大丈夫。
この記事を読んでアプリを導入して設定してすれば、日本語キーボード(JIS)と同じように日本語入力切り替えが簡単にできるようになります。

US キーボードであっても JIS キーボードと違和感ないくらいに日本語切り替えが簡単にできるようになります。
見た目も、使い勝手も大幅アップしますよ^^
Mac アプリ Karabiner を使用した日本語入力切り替えの方法
私がもともと使用していた MacBook pro 2009 では、JIS キーボードを使用していました。
今回、新しく MacBook Pro を購入するにあたり、キーボードを US キーボードへ変更したため、日本語入力切り替えのための設定方法を健忘録として残しておこうと思います。
JIS キーボードであればスペースキーの両端に 英数 、 かな のボタンがあり、それを押すことで日本語入力と英数入力を切り替えることができます。
しかし、US キーボードの場合、スペースキーの両端はどちらも⌘ commandとなっています。
US キーボードで日本語入力切替を行う場合は、 ^ control + SPACE で切り替えるか、設定から caps lock で切り替えるなどの方法が存在しますが、やはり元々の JIS キーボードに慣れているとちょっと不便に感じます。
今回は、できるだけ US キーボードへ移行した際にスムーズに移行できるように、あるアプリを使用して ⌘ command キーへ割り当てる設定をしていこうと思います。
そのために必要なアプリとして、「 Karabiner 」というものを使用して、設定していきます。
Karabiner のインストール
まずはこちらのサイトから Karabiner をダウンロードしましょう。

『 Download Karabiner-Elements-○○ 』をクリック。
バージョンはその時によって変わるが、現時点では『 12.20 』となっていました。

Karabiner をインストールしていきます。
ダブルクリックでインストーラーが起動します。

「続ける」をクリック。

インストール先を指定し、「インストール」をクリック。

パスワードを入力。

あっという間にインストールが完了です。
「閉じる」をクリックしましょう。

インストーラーは不要になるので、「ゴミ箱に入れる」をクリックして捨てて OK です。
US キーボードの認識

Karabiner を起動した際に、US キーボードを認識していないことがあります。
その際はこのような画面となり、キーボードを設定することになります。

画面の表示の通りに、『左シフトキーの右隣のキー』を押しましょう。

同様に、『右シフトキーの左隣のキー』を押します。

そうするとキーボードが認識されるので、完了をクリックすれば OK !
Karabiner を使用して英数 / かな の切り替え設定を行う設定方法
ではここから Karabiner を使用して、具体的に入力切り替えの設定をしていきましょう。

まずは上記タブの「 Complex Modifications 」を選択し、左下の「 add rule 」をクリック。

「 Import more rules from the internet ( open a web browser ) 」 をクリック。

「 For Japanese (日本語環境向けの設定) (rev 4) 」の Import をクリックし、設定ルールをインポートします。

この画面が出たら、「 Karabiner-Elements を開く」をクリックしましょう。

「 Import 」をクリック。

入力設定がインポートされます。

今回は、左側の ⌘ command キー で英数入力、右側の ⌘ command キーでかな 入力を行う設定にしていきます。

上記のように設定されていればOK !
このようにUS キーボードであっても簡単に英数 / かな 入力の切り替え設定をすることができるようになります。
キーボードは常に触る部分でもあるし、私のようにブログやテキスト入力を頻繁に行う人間にとっては、自分が行いやすいキーボード入力の設定をしていくことが非常に重要です。
これだけでもかなり実用的になるので、US キーボードを使用してみたいと検討されている方もぜひ試してほしいと思います。