Keynoteとは?無料で使えるKeynoteの基礎的な使い方を18枚の画像で解説


Mac 標準アプリの Keynote の使い方を知りたい。
どんな感じのプレゼンテーションになるんだろう?
今回は、こんな疑問にお答えします。
Mac を買うとついてくる Keynote ってどんなものか気になりませんか?
普段は仕事で PowerPoint を使う方も多いでしょう。
今回は Mac の Keynote を使うとこんなスライドも作れるよっていうデモも含め、使い方を簡単にご紹介します。

Keynote でプレゼンテーションを作ると、だれでもカッコよく作れます!
今回も画像多めで解説していきますね^^
Keynote ってどんなもの?
今回は Mac のプレゼンテーションソフト Keynote のご紹介です。
Windows から Mac に変われば、もちろん使用するソフトや使い勝手も変わってきますよね?
Windows の PowerPoint にあたるものが、Mac 純正の Keynote になります。
Keynote 自体はスティーブジョブスのプレゼンテーションで代表されるように、とてもシンプルで操作感もメニューなどを最小限に設計しているため、直感的な操作で使用できます。
アニメーションも豊富で、デフォルトでも素敵なプレゼンテーションを作ることが可能です。
また Mac だけではなく、iPad でもアプリとして Keynote があるため、同じファイルを同じように操作し作成することができます。
その点は、Windows の PowerPoint にはない特徴かもしれませんね。
今回、Keynote で作るスライドの完成形
今回は私が普段作るスライドショーの一例をご紹介していこうと思います。
Keynote を触ったことがないあなたでも簡単に始められるように、一つ一つゆっくりと説明しますね。
もちろん、そこは天下の Apple 製。
Keynote は直感的に使えるので安心してほしいと思います。
今回はこのようなスライドを作ってみようと思います。
簡単なスライドショーですが、基本画面を確認しながらゆっくり実践してほしいと思います。
Keynote でスライドを作っていこう
では早速、簡単なスライドを1枚作っていきます。

Keynote を立ち上げたら、まずはじめに好きなテーマを選択しましょう。
ここでは『ベーシックホワイト』を選択します。
Keynote の基本画面の名前を覚える
スライドが開かれたら、まずは Keynote の基本画面のパーツの名前を覚えましょう。

基本的な画面構成は以下のとおり。
- メニュー
- ナビゲーター
- 編集画面
- ワークスペース
メニュー
表やグラフ、図の挿入やテキストツールなど、よく使うメニューが並ぶ。
ナビゲータ
スライドのアウトラインや、サムネイルが表示される。
スライドの順番を入れ替えたり、スライドのコピーなどもこのナビゲーターで行える。
編集画面
実際にスライドを編集したり、作成していくスペース。
ワークスペース
テキストや図、配置、アニメーションなどを細かく設定することができる。
ワークスペースは Mac の iWork では共通して使われているので、操作を覚えると他のアプリでも応用が効く。
Keynote でスライドの表紙を作る
では、実際にスライドを作っていく作業に入ります。
まずはスライドのタイトルに当たる表紙を作っていきますよ。

画像を差し込み、画像の大きさなどを調整。
位置などはこのようにガイドに沿うと綺麗に設置できます。

画像を差し込むだけでは画像が最前面に配置されるので、『配置』 → 『最背面』と選択して、画像位置を調整します。

編集エリアにこのスライドのタイトルを入力していきましょう。
ここでは、『 MacBook Pro 』と入力。
もう1つの編集エリアに「もっとパワーを。もっとパフォーマンスを。もっとプロのために。」と Apple のサイトのまんま入力しました。

タイトルのフォントや色などはワークスペースの『テキスト』 → 『フォント』から変更できます。
ただの真っ白な表紙画像よりも、このように画像一枚差し込むだけでとても綺麗なスライドにすることができます。
と、こんな感じでスライドの表紙は完成。
Keynote のマスタースライドの編集
スライドの統一感を出すために、マスタースライドを編集しておきます。

ワークスペースの『フォーマット』の欄から、「マスタースライドを編集」をクリック。

左側のスライドは『空白』を選択し、背景の色などをお好みで編集してください。

今回は Apple のサイトに合わせた色を使っていくことにしました。
① でカラーのダイアログを出し、② のスポイトをクリック。
そうすると ③ のようにスポイトで選択した色を使用することができます。

背景色などを変更できたら、右下の『終了』をクリックしてください。
Keynote でコンテンツ用のスライドを作る
次に、コンテンツ用のスライドを作っていきます。
基本的なスライドの考え方としては、『シンプル』でかつ『伝わる』スライドである必要があると思うので、よく言われているように「1スライド1メッセージ」を基本として作成していきます。
まさに、Apple のスライドショーが参考になると思います。

メニューバーから「スライドを追加」をクリックし、先ほどマスタースライドの編集で作成した『空白』のスライドを追加します。

上部にスライドのタイトル、中央にコンテンツを記入。
タイトルに『 FEATURE 』、コンテンツに『新しい第8世代のIntel 6コア およびクアッドコアプロセッサ。』と記入。

次のスライドはタイトルは同じで、コンテンツは「複数のプロ向けアプリケーションを動かすための最大32GBのメモリ」と記入。

というふうに、上記のような手順でいくつかのスライドを追加してみてください。
画像などをうまく活用することによって、視覚的にも引き込まれやすいスライドを作ることができます。
スライドにアニメーションをつけてみよう!
スライドを数枚作ったら、次にアニメーションをつけていく作業に移ります。

項目を選択した状態で、ワークスペースからアニメーションを選んでください。

インのタブから「エフェクトを追加」をクリックし、お好みでアニメーションを選択してください。
今回は出現と移動の項目にある「ディゾルブ」を使用しました。
次のスライドからも同じように、各項目ごとにエフェクトを追加していきます。
アニメーションは様々なものがあるため、スライドの内容に合わせてお好みでいろいろ試してみるといいと思います。

アニメーションの効果や流れを確認したい場合は、ワークスペースの下にある「ビルドの順番」をクリックします。
ここで、順番を入れ替えたり、プレビューで確認できたりします。

最後に、完成したスライドショーを再生する場合は、メニューバーの再生をクリックすれば OK。
で、完成したスライドはこんな感じ。
いかがでしたか?
基本的には Windows の PowerPoint も Mac の Keynote でも同じようにスライドを作ることが可能です。
Mac Keynote には様々なテーマのテンプレートもあって、スライドによっては大きく雰囲気を変えることもできます。
あなたが何を伝えるのか、どうやって伝えるのかを考えてスライドを作成してほしいと思います。
このほかにも、Keynote は使い方によってスライドショーだけではなく、画像の編集や Youtube などのサムネイルも簡単に作成することができます。
実際に私のブログのアイキャッチ画像は全て Keynote で作成しています。
スライドショーだけではなくスライドを画像ファイルとして出力もできるため、Keynote があればブログの素材も簡単に作ることができます。
とまあ、できることはたくさんありますが、まずは今回ご紹介したような簡単なスライド作るところから、どんどん Keynote を活用してほしいと思います。
私なりの Keynote の使い方はまた別の機会でご紹介しますね^^