mac OS 最強の CotEditor というテキストエディタを紹介する


Mac のおすすめエディタを知りたい。
ブログを書くときにすぐ起動できてサクサク文書が打てるテキストエディタってないの?
今回は、こんな疑問にお答えします。
「ブログを執筆するときに、すぐ起動できてサクサク文書が打てるテキストエディタはないのだろうか?」
かつて私も Mac を使い始めてブログを書きはじめの頃、しばらくはそんなことばかり考えていました。
ブログを書いている方にとってテキストエディタは仕事道具ですが、なかなか自分に合ったテキストエディタって見つからないですよね?
Mac には標準のテキストエディタがあってそこそこ起動は早いものの、記事執筆に必要な文字数の把握やアプリそのものの見た目のダサさも相まって、わざわざアプリケーションファイルから開こうというモチベーションが湧きません。
そこで、これまでにブログ200記事、メルマガ発行100通超を執筆してきた中でいろいろなテキストエディタを使ってきて、あなたにもおすすめできるテキストエディタを見つけたのでご紹介しようと思います。

あっという間に起動してすぐに執筆に集中できる、そんなテキストエディタをご紹介します。
たかがテキストエディタと侮るなかれ。
テキストエディタが変わるだけで執筆速度や効率化が大きく変わりますよ^^
Macで起動が早くて快適なテキストエディタはあるか?
そもそも、あなたはテキストエディタとは何かご存知ですか?
テキストエディタとはその名の通り、テキストファイル(文書)を作成したり編集や保存するためのソフトで、文字のみのファイル作成に特化したアプリのため、ブログ記事やメルマガ執筆のように文章を書くのにとても重宝します。
文章を打てるソフトといえば、Windows でいう Word、mac OS では Pages というソフトがありますが、起動が重く記事を執筆するまでに多少の時間がかかります。
時間がかかると言っても10秒やそこらの話なんですが、書きたいことをすぐ書けるようにアイコンクリックで起動するくらいじゃなければ、私の Mac にはふさわしくないとすら思ってしまっています。
CotEditorはMac最強のテキストエディタだ
とまあ、私のテキストエディタに対する考えはさておき、早速本題に移ります。
私が愛用するテキストエディタ。
それは『CotEditor』です。
特徴として、
- 無料で使える
- 日本製
- 行数や文字数をはじめとする情報がわかる
- 様々なプログラミング言語にも対応
- タブウインドウに対応
といった感じです。
もちろんシンプルな見た目とは裏腹にエンコーディングへの対応、シンタックスハイライト、検索機能やと置換機能、縦書きタブウインドウ、入力補完機能など、さまざまな機能があるのも魅力的です。
対応する言語も、HTMLや CSS、Javascript、Java、Perl、PHP、Python、Rubyなど、さまざまな言語に対応しているため、CotEditor があればほとんどをカバーできると言ってもいいと思います。
また、プログラミングをする際のコーディングのように、入力補完機能がついていたりカラーリングにより視覚的にもわかりやすいということも特徴です。
これは文章執筆においても役に立ってて、元々プログラミングする際に変数などを色づけすることでコードを視認性の高いものにする機能なんですが、これは実は原稿書きにも活用できます。
Macアプリ「CotEditor」のインストール
では早速、CotEditorをインストールしてみましょう。

ダウンロードが完了したら「アプリケーション」から「CotEditor」を起動します。

3秒で起動。
マジで快速、マジで神。
メニューバーを見てみましょう。
まず左側から、改行コード、エンコーディング、シンタックスとなっています。
改行コード
LF | \n | UNIX・Linux・Mac OSのX以降 |
---|---|---|
CRLF | \r\n | Windows |
CR | \r | Mac OS 9以前 |
そもそも、改行コードって何かというと、コンピューターというのは文字をすべて文字コードという数値で処理をしますが、その際に改行を示すのに用いられるコードが改行コードです。
少しわかりにくいかもしれませんが、例えば、OS の違いでよくある問題を挙げるとすると、Mac のテキストエディットで作成した .txt というファイルを Windows のメモ帳で開くと、改行が全くされていないということが多々あります。

MacでCotEditorを使用した場合。
改行して保存し、Windows機で確認すると・・・、

このように改行されないんです。
これは OS によって改行コードに違いがあるために起こる現象。
自宅のテキストエディタで記事を執筆して、職場で修正しようと思った場合に改行コードを揃えておかないと、見にくくて大変なことになります。発狂します。
エンコーディング
エンコーディングとは、文字をコンピュータで扱えるようにコード(数値)を割り振ることをいいます。
いくつかの種類があり、Windows では Shift_JIS が、UNIX 系では EUC が一般的です。
UTF-8 もその1つ。あなたもどこかで見たことがあるかもしれませんね。
これが日常的にどう影響するのかというと、多くあるのがいわゆる文字化け。

ほとんどの文字化けの場合、文字コードを正しいものに変えることで文字化けを回避することが可能になります。
シンタックス
ここに書かれている文字列が、どの言語のプログラムといえるかということ。
こんな感じで、たくさんの言語にも対応しています。

例えばHTMLを選択してコードを書くと、こんな風にハイライトされるので、視覚的にもわかりやすいんです。

これはブログ記事を書く上でもけっこう役に立ちます。
これは Google Chromeの インストールの記事を書いたもの。
// のあとにちょっとしたメモ書きを書いておくなどすると、あとで見返したときにも見やすくなります。

ウインドウを分割や、このように置換・検索も思い通り。

縦書きにも対応しているので、Kindleなどの執筆にもガシガシ使えますね。

いかがでしたか?
このように文字を打つというシンプルなエディタなのに、このように多機能であり、ブログ執筆や メルマガ執筆にもってこいのエディタなんです。
そもそも、ブログを書くのになぜこういったエディタを使わないといけないのかわかりますか?
それは結局、仕事効率とリスク管理というところに集約されると思います。
WordPress なんかは典型例で、ウェブ上で直接記事を打ってもいいんですが、なんらかのトラブルで WordPress が使えないときや、オフラインでの記事の構築をする場合には、やはりこういったエディタは必要不可欠なんですね。
CotEditor を使って下書きをし、WordPress などに貼り付けるだけ。
文字を書くことに特化したツールであるからこそ、記事に集中できます。
オフラインで起動するからブラウザ特有のモタつきもありません。
Mac でのテキストエディタは『CotEditor』が最高かも!?